私は極度のあがり症で、人前で話をすることなんて、到底できませんでした。
いつも声が小さくて、自信がなくて恥ずかしがり屋。
内気で、クソ真面目。口ごたえも出来ないし、何でも頼まれたら断れない。物事を決めきれない。
初対面の人とは緊張してうまく話ができず、仲良くなるまでに、とても時間がかかる子でした。
幼少期からずっと、大人になってもそうでした。言いたいことが言えなくて、「あの時どうして言えなかったんだろう」「こうしていればよかった、ああしていればよかった」 なんだか、後悔や反省ばかりして、過ごしていた気がします。
そういう自分が、とても嫌でした。 いつも気にしてたことは、「失敗したくない」「良い子でいなければいけない」「なんでも出来なければいけない」「誰にも嫌われたくない」「みんなに褒められたい」そういうことだったと思います。
ですが、人が苦手であるとか嫌いであったわけではなく、むしろ人が好きであるし、もっと、誰とでもうまくコミュニケーションを取れるようになりたい。自分のことも、もっと好きでいたい。そう思っていました。
社会に出て幾年もの月日が流れたある日、企業で営業や事務の仕事をしていた私は、社員研修でコミュニケーション講座を受ける機会がありました。
その講座では、それまでの自分が、なぜ自信を持つことが出来なかったのか、また、緊張しやすさの原因は何だったのかなどを知ることができ、更には、これからの自分自身の人生を、ポジティブに考えることができるようになる内容でした。 このことは私が心理学について、もっと勉強したいと思うきっかけになりました。
現在の私は、人前でもあがらずに講義をしたり、どんな人とでも構えずに話をしたりすることが出来るようになり、すごく、幸せを感じています。 そして、自分が感じたこと、体験したことを、同じように悩んでいる方々にも、是非伝えていきたいと思っています。 一人でも多くの方に自分を好きになって欲しい、幸せを感じて欲しい、そして、なりたい自分に近づく喜びを感じて欲しい。その願いを込めて、現在も活動を続けています。
−私の想い− Philosophy
大倉千賀子 CHIKAKO-OKURA
来歴ーHistory
2013年にメイクセラピスト(化粧療法士)として活動を始め、大分市内に 「OKURA メンタルヘルス&クリニカルオフィス」 サロンを開設。 女性のこころやからだを美しく元気にしたいという思いから、自サロンでの心理カウンセリングやメイクセラピー講座、老人福祉施設や障害者福祉施設へ出張しメイクボランティア活動を行ってきました。
また、子育て世代の母親の悩みを解決するための育児講座をはじめ、これまでに女性のための様々な講義を行っています。 2016年には産業カウンセラーとしても活動を始め、職場のメンタルヘルス対策やカウンセリングにも携わっています。
2023年、一般社団法人e-blossomの企業理念と、代表金谷英津子氏の志に賛同し、理事として参加させていただくこととなりました。 また、新たに産前産後のプレママのメンタルヘルスを整えるための講座などにも力を入れていく予定です。
OKURA メンタルヘルス&
クリニカルオフィス
代表 大倉千賀子